◆◇━━━━━◇◆ 心と体のリハビリテーション研究会 ◆◇━━━━━◇◆        〜*−*〜 KOKO-KARA Information 〜*−*〜              第27号:2012.3.11      〜 仕事の効率をアップさせるビジネススキル 〜            http://www.koko-kara.info/ ◇◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆◇   「KOKO-KARA Information」は、心と体のリハビリテーション研究会が主催  した研修会・講演会等に参加された方、ホームページからメルマガの配信を  希望された方に月1〜2回、無料で情報を配信するものです。 CONTENTS〈目次〉───────────────────────────  ■ 仕事の効率をアップさせるビジネススキル  ■ 第4回 姿勢制御アプローチ講演会 2012 開催決定!  ■ Spine Dynamics 療法特別研修会【福岡・別府会場】開催決定!  ■ 求む! 特別研修会 地域世話人  ■ 編集担当者からの一言 ───────────────────────────────────       ■ 仕事の効率をアップさせるビジネススキル ■ ───────────────────────────────────   日々、臨床業務や学術研究を行っている中で「もう忙しくてどうしたらい  いか分からない」とか、「遊ぶ暇もないくらい働いているのに仕事が片付か  ない」なんて経験のある方は多いのではないでしょうか?   医療業界で働いている我々も、患者を評価・治療するといった診療業務以  外にも、施設や部署に対する業務を多く抱えている方や事務的な業務などを  多く抱えている方は多いと察します。   そこで今回のメルマガでは、数あるビジネススキルの中から業務効率をア  ップさせる手法をご案内していきます。今回のメルマガをお読みいただき実  践していただく事で、自分の仕事のキャパシティもアップし、より仕事の楽  しさを感じる事ができるかもしれません。  【効率的な業務遂行のポイント】   効率的な業務遂行に関しては以下の3つのポイントが重要となります。    1) 的確なスケジューリング    2) 効率的な作業    3) 集中力   これらを少し細かく分けていくと   ・仕事に集中しているか   ・集中できる環境を作っているか   ・作業の優先順位は間違っていないか   ・無駄な作業はしていないか   ・無理なスケジュールは立てていないか   ・仕事の割り振りは適切か   ・周囲の協力態勢はきちんとしているか   これらのポイントを自分の仕事内容と照らし合わせ、問題がないかをチェ  ックしてみてください。「仕事が集中できる環境整備は整っていない」「ス  ケジュールが過密」「疲労が溜まって仕事に集中できない」「無駄な作業や  時間が増えている」などは、仕事の優先順位を狂わせ、何から手を着けたら  よいのか分からなくなり、業務効率が低下してしまいます。  【仕事の「見える化」】   上記のポイントの問題点を改善させる方法として、スケジュールを立てて、  やらなければならない仕事を「見える化」する方法があります。  「見える化」をする簡単な手順として    1) 自分の仕事を全て紙に書き出す    2) 書き出した仕事を優先順に並べていく    3) 仕事の終わったものから順に紙を捨てていく  この時の優先順は期限が迫っているものを最優先とします。  それが複数ある場合には難易度と重要性を基に優先順をつけます。   簡単にこなせるものを先に片付け、難しいものに残りの時間を割り当てる  のか、その逆にするかは自分次第です。   たったこれだけでも今、自分が何をしなければならないかが明確になり仕  事がはかどってくるでしょう。   これができる様になったらもう1段階 step up しましょう。   スケジュールを期限内に実現するためには、いつまでに何をしなければい  けないかを逆算して業務を振り分けます。   手順としては    1) 最終期限を決める【いつまでに完成させる】    2) 作業内容を逆算し短期目標を決める【どんな作業がありどれくらいの     時間が掛かるのかを計算する】    3) 短期目標を明確化する【各作業の計算した時間がノルマとなる=ここ     がずれると後工程全てに影響が出る】    4) 作業の重複を調整【期限や日程の重複がある場合はどちらかを前後に     ずらしていく 基本的には前倒し 並行できるものであればそのまま     でも問題ない】    5) 短期のスケジュールに落としていく【直近のスケジュール(2週間程     度がbetter)に各作業を落とし込み『いつ』『何をすればよいか』を     組み立てていく】   これができれば自分が何をいつまでにしなければいけないかが明確となり、  仕事を効率的に行うことができると思います。ちょっとした一工夫でも仕事  がはかどる方法を皆さんもお試しいただければと思います。 ───────────────────────────────────      ■ 第4回 姿勢制御アプローチ講演会 2012 開催決定! ■ ───────────────────────────────────   今回で4回目を迎える第4回姿勢制御アプローチ講演会は「心と体のリハ  ビリテーション」そのものをテーマといたしました。   PTが患者に行う心の気づき(障害形成心因的プロセス)誘導の大切さ、  心が及ぼす体の影響、心と体の接点は何なのか?以上の具体的な評価、治療  アプローチ法まで紹介します。   これまで心が及ぼす身体機能への影響を加味しにくかった現場アプローチ  に革命的一歩となる治療技術を提供します。  ◇ 開催期日    2012年 9月 9日(日)京都会場:京都テルサ    2012年11月 4日(日)東京会場:JA共済ビルカンファレンスホール    2012年11月18日(日)福岡会場:福岡国際会議場  ◇ 内容の詳細・お申し込みはホームページで!    http://www.koko-kara.info/kensyukai/shiseiseigyo/    ☆ お申し込みは携帯電話からも可能です。     http://www.koko-kara.info/i/ ───────────────────────────────────   ■ Spine Dynamics 療法特別研修会【福岡・別府会場】開催決定! ■ ───────────────────────────────────   慢性疼痛疾患に対し、多くのセラピスト達が「患部のみの治療では完治し  ない」と感じているのではないでしょうか。世界的にも、慢性疼痛に対する  客観的評価法及び保存治療法はいまだ確立されておらず、現場では対症療法  が中心にならざるを得ません。   そこで我々は、患部を何らかの機序で発生した『結果』と捉えることで、  真の慢性疼痛疾患治療が実践できることを提唱します。慢性疼痛疾患の治療  では、身体のメカニカル及び反射的な両要素の因果関係を解き、根因となる  問題点を改善する必要があります。   本講演では、筋出力(作用力)と反作用力を緩衝する脊柱弯曲機能の関係  を、実技デモや多くの動画を用いて、分かりやすく説明します。  ◇ 会場・期日     長 岡:2012年 4月14日〜15日 長岡市立劇場     札 幌:2012年 5月19日〜20日 札幌市教育文化会館  New! 福 岡:2012年 6月16日〜17日 福岡リハビリテーション専門学校  New! 別 府:2012年 6月23日〜24日 新別府病院  予告 東 京:2012年 7月28日〜29日 東京メディカル・スポーツ専門学校  予告 鹿児島:2012年 8月 5日    清泉クリニック整形外科  ◇ 内容の詳細・お申し込みはホームページで!    http://www.koko-kara.info/kensyukai/    ☆ お申し込みは携帯電話からも可能です。     http://www.koko-kara.info/i/ ───────────────────────────────────          ■ 求む! 特別研修会 地域世話人 ■ ───────────────────────────────────   この度、「心と体のリハビリテーション研究会」では、「姿勢制御アプロ  ーチ」講演会にご参加いただいたみなさまからのご希望により、ご要望に応  じた「特別研修会」を実施することになりました。   その第1弾となる「Spine Dynamics療法福岡特別研修会」をはじめ、豊橋、  米子、宮崎で開催いたします。   そこで、研究会事務局では、上記地区の研修会と同じような企画をしてい  ただける地域世話人を募集いたします。   地域世話人募集に関する詳細はホームページをご覧ください。   http://www.koko-kara.info/kensyukai/sewanin.html    ───────────────────────────────────            ■ 編集担当者からの一言 ■ ───────────────────────────────────   今回のメルマガでは理学療法士としての臨床的な知識ではなく、仕事を効  率的に行うためのビジネススキルについてお話させていただきました。   今年の4月からは医療保険と介護保険の改正もあり、理学療法士にとって  は益々厳しい状況となることが予測されます。   そんな中でも理学療法士として何より一番大切なことは患者様に対し最善  の医療を提供することです。心に余裕がなくなれば、それは患者様にも伝わ  ります。ちょっとした一工夫で、今までよりもちょっと心に余裕のできた自  分がいるかもしれません。 **********************************************************************      − 最後までお読みいただきありがとうございました − 「KOKO-KARA Information」は、心と体のリハビリテーション研究会が主催  した研修会・講演会等に参加された方、ホームページからメルマガの配信  を希望された方に月1〜2回、無料で情報を配信するものです。   ※バックナンバーはホームページに掲載しています。    今後,このようなメールの配信が不要な方は、お手数をおかけしますが、  タイトル欄に「配信不要」とご記入の上、返信してください。  また、アドレスの変更等がございましたら、その旨ご連絡ください。       発 行 : 心と体のリハビリテーション研究会       e-mail : info@koko-kara.info       URL : http://www.koko-kara.info/ *********************************************************************