◆◇━━━━━◇◆ 心と体のリハビリテーション研究会 ◆◇━━━━━◇◆         〜*−*〜 KOKO-KARA Information 〜*−*〜              第2号:2009.12.27            http://www.koko-kara.info/ ◇◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆◇ 「KOKO-KARA Information」は、心と体のリハビリテーション研究会が主催した 研修会・講演会等に参加された方、ホームページからメルマガの配信を希望さ れた方に月1〜2回、無料で情報を配信するものです。 CONTENTS〈目次〉───────────────────────────  ■ コミュニケーション広場の現況  ■ コミュニケーション広場の途中経過  ■ 姿勢制御アプローチ講演会 Part2 参加者募集中!  ■ 編集担当者からの一言 ───────────────────────────────────          ■ コミュニケーション広場の現況 ■ ───────────────────────────────────   コミュニケーション広場は、臨床で感じる素朴な疑問や、治療の選択・考  え方がわからない等、会員相互で情報交換を行う場です。12月18日現在の状  況をご報告致します。  ●ID登録者数:55名  ●スレッド(トピックス)数:23件  ●スレッド内容:肩こり、腰痛、成長痛、膝OAの基本的治療、スポーツ現場、          医療サービス、やる気、食・・・などなど   日常の臨床の疑問から医療サービスまで幅広いものになっております。ま  た“やる気”や“食事”といった面に関するスレッドもあり、皆さんの臨床  の視点が、症状の出ている局所ではなくメンタル面や食生活といった日常生  活まで拡がっていることを感じさせられております。   さらには、当研究会の代表世話人の一人でもある脇元幸一が、各スレッド  に対して積極的に参加し大変充実した内容になっております。みなさん、是  非ともご覧頂き、知識習得、意識向上に役立ててください。さらに、意見交  換にも加わっていただき、みんなで向上していきましょう。 ───────────────────────────────────         ■ コミュニケーション広場の途中経過 ■ ───────────────────────────────────   さて、ここで23のスレッドのうちの1つである“腰痛について”の途中経  過をお伝えしたいと思います。   腰痛に対する治療法に対する情報提供の要望からスレッドが立ち上がりま  した。   まず評価として、WBI(Weight Bearing Index) や近位関節の柔軟性の評価  が挙がりました。そして、治療法としては次の二つが挙がってきました。  1)脊椎の運動性評価を評価し、椎体関節・椎間板局所に非生理的ストレスが   かからないようにする:   例えば腰椎のハイパーが見られる場合には胸椎の運動性を向上させるよう   な運動療法など他部位の運動性を向上させ局所のオーバーストレスを軽減   させる。  2)腰椎の動きをバイオメカ的に捉えてアプローチする:   脊柱(頸椎・胸椎・腰椎)の動きの特性を考慮して、骨盤運動(前後傾・   側屈・回旋を引き出す)つまり、腰椎前弯後弯運動→腰椎前弯+腰椎側屈   運動→胸椎の回旋運動を行う。   その後、腰痛は『腰椎が「生理的な力の伝達」ができないときに起こる』  ため、治療に対しては『「非生理的な腰椎間関節ストレス」に至る原因は何  かを考える必要がある』というご意見がありました。その一つとして、内臓  −体性反射の問題が挙がりましたが、話はそこでストップしております。  是非とも、この続きの書き込みをお願いします。   今後も、時折、このようにコミュニケーション広場の現況をお伝えしてい  きたいと考えております。 ───────────────────────────────────      ■ 姿勢制御アプローチ講演会 Part2 参加者募集中! ■ ─────────────────────────────────── ◇ 姿勢制御アプローチ講演会 Part2 ご参加のおすすめ   今回は Part1に引き続き、「体幹−四肢のバイオメカと心と体の関係」に  焦点を絞った「姿勢制御アプローチ」をテーマに、学術・実践の第一人者の  先生方を講師としてお招きしました。これまでの常識を打ち破り、明確な効  果を得られる治療手法をご紹介いただきます。   参加した方々が新しい知識を習得され、意識の向上と医療の質を高めるこ  とを目的としています。この機会にぜひご参加ください。 ◇ 開催期日   2010年 9月26日(日) 京都会場(京都テルサ)   2010年10月24日(日) 東京会場(よみうりホール)   2010年11月28日(日) 福岡会場(福岡国際会議場) ◇ 参加費   19,000円/1名(税込み)    ※ 2回目以降の方、団体参加の方には割引きがあります。      Part1(前回)参加の方  18,000円/1名      団体割引:5〜9名様まで 17,500円/1名           10名様以上  16,500円/1名 ◇ プログラム(10:00〜17:20)   講演1 Spine Dynamics理論 Part1       〜全ての慢性疼痛疾患の治療対象は            「慢性疼痛を許している身体物理的環境」である〜         脇元 幸一         清泉クリニック整形外科 スポーツ医学センター施設長   講演2 身体姿勢制御         福井 勉         文京学院大学 保健医療技術学部 教授   講演3 心とカラダの動きをいかに促すか         山口 光國         有限会社フィジストレーナー 代表取締役 ◇ 内容の詳細・お申し込みはホームページで!   [トップページ]→[KOKO-KARA研究会主催の研修会]    http://www.koko-kara.info/kensyukai/index.html    ☆ お申し込みは携帯電話からも可能です。     http://www.koko-kara.info/i ───────────────────────────────────            ■ 編集担当者からの一言 ■ ───────────────────────────────────   先日、理学療法(士)の広報活動のためにテレビ局にいき、関係者と面談  をしてきました。   その中での第一声が、「理学療法って何かを知らないもので・・・」でし  た。理学療法士・作業療法士法が昭和41年に施行されてから43年が過ぎよう  としていますが、世間では“理学療法”という名称が認知されていないこと  を、肌身で感じてきました。“リハビリ”という言葉はなんとなくイメージ  はついても、“理学療法・作業療法”という言葉はイメージがつかない、ま  だまだそんな状況です。理学療法士からも国会議員が誕生し、少しずつ流れ  が変わりそうな感じはありますが、“理学療法(士)・作業療法(士)”一  人ひとりが、院内の仕事だけでなく、院外にも目を向けて活動をしていかな  ければならないと気付かされた一件でした。 **********************************************************************      − 最後までお読みいただきありがとうございました −  「KOKO-KARA Information」は、心と体のリハビリテーション研究会が主催  した研修会・講演会等に参加された方、ホームページからメルマガの配信  を希望された方に月1〜2回、無料で情報を配信するものです。   ※バックナンバーはホームページに掲載します。    今後,このようなメールの配信が不要な方は、お手数をおかけしますが、  タイトル欄に「配信不要」とご記入の上、返信してください。  また、アドレスの変更等がございましたら、その旨ご連絡ください。       発 行 : 心と体のリハビリテーション研究会       e-mail : info@koko-kara.info       URL : http://www.koko-kara.info/ *********************************************************************